メンテナンス日記

多くの整備入庫の中から一部ご紹介しています。

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2003年モデルのインプWRXです。 

トランクに水が溜まるとの事でご入庫。 水をかけて追跡、

まずはリヤウイングが怪しかったので外しました。

 

おおー。結構溜め込んでましたね。

 

 

 

ここからかなー

 

 

 

 

シーラーのひび割れからも。

 

 

 

 

 

2012年モデル VWゴルフ(1K)のお客様から

先日、急に警告灯が点灯してアクセル反応がなく、2,000rpmくらいしか 上がらなくなってしまい

走行できなくて一度エンジンOFFで復帰した。

それが昨日も発生して怖いので診て欲しいとの事でご入庫いただきました。

点灯した警告灯は 「EPC」、「トラクションコントロール(車が滑っているマーク)」

 

 

診断機では

 

どうやらスロットルバルブ系のトラブルが原因のようです。

 

検索してみると、スロットルボディーの清掃は結構ヒットするんですが、

 

トラブルがあまり見当たらない。

やっと見つけたのが、ロシアのSNSに投稿された事例で、スロットルバタフライの

リターンスプリングが折れていて、分解してそれを交換している動画でした。

発生している警告灯も同じだったので、早速お預かりしたゴルフのスロットルを開けてみると・・・・

 

 

 

スロットルボディーの制御基板内にオイルが混入していました。

リターンスプリングは折れていませんでしたので、おそらくこのオイルが悪さをしたのかと思います。

※当たり前の様に分解していますが、基本的には非分解です。

スロットルを通過するエアーに混じったブローバイオイルがバルブシャフトを伝って

入ったのだと思いますが、防ぎようがありません。

いつから混入したのか?長い時間掛けて入ったのか?短期間のうちに?

 

今回のトラブルは再現が難しいため、お客様にご説明し、一旦清掃してトラブルの発生がないかを確認して

頂くことになりました。 1万円程度。

また症状が発生したら交換しましょう。

 

尚、スロットルボディー交換の場合、134,000円+TAX+工賃 と高額です。

ディーラーさんだと一択の交換提案でしょうね。もちろんお客様の不安を考えたらそうなりますが

あまりにも高額ですから、これで直れば御の字。段階的な提案型の修理です。

 

 

 

 

販売しておりました 2ndレンジローバーに新しいオーナーが決まりました!

ご夫婦で運転されるとの事で、奥様の運転を案ずる優しい旦那さまからドライブレコーダーと

バックカメラの追加を頂きましたので取り付けました。

 

ナビは最初から付いていたパナソニックのゴリラ CN-G1000VDに

パイオニアのND-BC8Ⅱ を接続。

 

ドラレコは前後タイプの

UP-K043 https://up-safety.jp/?page_id=191/#zengo

 

市場にたくさん出回っていますが、基本的に放置していれば全て機能する事、

故障がないこと、保証(3年)などのアフターがしっかりしている事、などから国産ディーラー、

輸入車ディーラーの指定店専売の物をお勧めしています。

この会社から提供受けてから数十台取り付けていますが1台も故障もなくこちらも安心して販売しています。

ナビの取り付けや、ETC、ドラレコ、バックカメラなどは当たり前の作業になっちゃってて

あまり日記には載せていませんが、相当数こなしており、多数の実績がありますのでぜひご相談ください。

純正(メーカー)→社外なんていう難儀な交換もやってます。

 

八王子、日野、多摩方面の方、連絡お待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は2008モデルのカイエン(V6)です。

お客様から

「停止しているのにナビが勝手に動く」

「スピードメーターが勝手に動く」

怪現象が発生したと連絡があり、お預かりすることになりました。

入庫時には現象は確認できなかったのですが、エンジン掛けたり止めたり していると...

 

【閲覧注意】

https://youtu.be/KCK7FX4t2PA

 

https://youtu.be/1KlYmn7cUpo

 

 

 

原因はこいつ。

 

結果から言うとスピードセンサーでした。

実測のモニタリングでは、しっかり車速を拾っていて、壊れている様子はなかったので

こういった事例がないか何社か動画を見て頂きましたがこんな現象は珍しいと。

 

まあ、とりあえず交換してみたらというアドバイス頂き交換。

根拠となる証拠がなくどうか不安でしたが、一旦お返ししてから以降発生しなくなったとの事。

 

なんとも不思議なトラブル、いい勉強になりました。

 

 

 

 

2002年 ジャガー XKR  

ABS警告灯、トラクションコントロール、スタビリティーコントロール

この3つが点灯していました。

 

疑わしいのは定番の【ABSコントロールユニット】の故障ですね。

いわゆる基盤内の電源供給部分の半田クラック。

この場合、分解して半田を修正すれば直りますが(他の場合もあり)

ですが、4年前に完治済み。

念のため基板屋さんに診てもらいましたが回答はやはり問題なさそうだとの事。

 

診断機のエラーコードは、【右フロントスピードセンサーの故障】と出ていたので

スピードセンサーを左右入れ替えてみましたが、故障コードは移動しない。

つまり、スピードセンサー本体ではないという事で、、、

 

スピードセンサーと車体ハーネスを繋いでいる中間ハーネスを調べたら

 

1本導通がないではありませんか。

 

 

もちろん、見た目で断線していればすぐわかりますが、検電テスターを使って調べると、

なんと、被服の中で切れてる・・・・・

 

基板屋さんからは、ハーネスがよく断線すると聞いていたので、一番最初に調べれば

ユニット外したり、センサー入れ替えたりしなくても良かったんですが。

2年前にフロントスピードセンサーハーネスを左右新品に交換していたので

後回しにしていたんですね。 

 

これですね、純正のハーネスにくっついている【補強】みたいなのが良くないんです。(下記写真上の黒いもの)

カプラーとこいつがくっついていればいいのですが、隙間があるため、ハンドル切ったりするとその部分が

グリグリ動くので銅線が切れちゃうんですね。

 

 

 

 

と言う事で、配線を延長して少し余裕を作り、あえて補強せず戻しまして作業完了。

 

このハーネス、単純に2本、プラスとマイナスの配線で、なんと片側2万くらいします。

次回壊れたら買わずに作っちゃおうと思っています。

 

 

 

 

SLKのバリオルーフ修理は当社でも多く依頼を頂いております。

(作業できるスタッフと、日時が限定されているので調整頂いております)

 

過去の記事主を見て頂くと、主にはトップロックシリンダーの交換ですが、

今回、バリオルーフの駆動シリンダーからのオイル漏れでご入庫いただきました。

 

今回、駆動シリンダーを左右交換しましたが、交換後にバリオルーフの作動がうまくいかず、

初めてバリオルーフのポンプの故障又はゴミが詰まった???

とにかく、今まで何台も修理しましたが初めてだったので、オーナー様承諾の元に

ポンプの分解清掃を試みました。 

結果から言うと、直接的な原因もなく、分解して組み上げたらバリオルーフは普通に動いちゃったのですが、

このポンプの構造上、ゴミが入る事は皆無で、本当によくできていました。


このポンプはSLK(R170)いがいにもR171や、他車にも使っている様ですね。

オイルタンクにはしっかりフィルターもあるし、構造もシンプルでありながら

最低限のソレノイドバルブでINとOUTを切り替えていて素晴らしいポンプでした。

 

バリオルーフって新車から何回くらい開け閉めするか分かりませんが、

車両本体の耐用年数以上に機械的には絶対壊れないと思います。 

※筆者は、昔、サスペンション関係のエンジニア経験があるので油圧にはうるさい?(笑)

 

とにかく、無事に納車できまして良かった良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポルシェ マカン、車検でご入庫いただきました。

フロント、リヤ共に残量もなくローターと併せて交換となります。

 

フロントはただただ大きいだけのブレンボなのでパワープレイでOKですが、

最近ちょっと面倒なのが、電磁モーター式のサイドブレーキ。

 

これに対応している診断機で「ブレーキパッド交換モード」にしての交換。

うちの診断機は非常に分かりやすくて助かりました。難なく終了です。

 

 

Move to installation position を押すと、「ジジジジジジ」とピストンが移動、パッドを交換。

終わったら、 End assembly position をプッシュ。 ピストンがパッドに接触するまで移動し、

スタート位置がゼロ点にセットされます。 

カイエン、マカンの修理もぜひ当社にお持ち込みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

ツインをお乗りの方にはご存じかと思いますが、 ガソリンタンクの容量が20リットル程度しかなく、

給油の頻度が多くなり 通勤などで中長距離をお乗りになる方にはつらいそうですね。

そこで巷では、ワゴンRなどの燃料タンクに交換する換装チューンが 流行っているとかいないとか。

こういうことはお客様の方が詳しいですよね。ホント勉強になります。

 

 

 

 

手探りで分析。

スズキの同年代車両だとほぼ同じ部品使っているみたいなので

そのままポンっと取り付けできるのかと思ったらそうでもない。

燃料ポンプも違うし、フューエルゲージも違う。

ツインのタンクと同じなのはタンクの上半分が共通なだけ?かな?

 

 

 

 

 

 

マウントはボルトの延長などで何とかなりそうですが、厄介なのは フューエルゲージですね。

ワゴンRの燃料ポンプそのまま取り付けると、メーターに狂いが出ました。

試行錯誤でDIY。。やっと完成して無事に燃料計も満タンを示し、エンプティ―もOK

 

写真たっぷり載せておきますのでご参考まで。

※割と本番ぶっつけだったのでもう一回同じ作業やれないかもしれません。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォーターポンプ付近からLLCが滲んでいるとディーラーさんからの指摘で、 交換のご相談を承りました。

 

コストの面、交換後のリスク、諸々お話した上で「OEMの新品」に交換することになったので作業させて頂きます。

 

一般的にウォーターポンプと聞いてどこに配置されているかといえばファンベルトで駆動されますから

エンジンのクランクプーリー側なのですが、見当たらず。

このエンジン、驚いたのがウォーターポンプはエンジンのミッション側にあり、

別駆動のベルトがありました。

 

もっと最近のエンジンだと(ハイブリッド)は、電動のウォーターポンプだし、

そもそもファンベルトがなかったり。驚きます。タービンのアクチュエーターも電動。

メーカーによって様々な考え方があるから面白いですよね。

 

が、電気的な故障リスクと機械故障の頻度を考えると、昔のエンジンの方が

燃費も悪いし排気ガスもエコではないがあまり壊れません。

 

最近の車が10年、20年後にどんな故障があるのか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ボクスター2.7の車検と、スプリング交換、併せてオイルやバッテリー、

ミッションオイルなどの消耗品交換を行いました。 










ポルシェのご入庫も増えました、専用テスターでの診断も行い、

何か予兆があれば予防整備の参考に内容をお伝えしています。

ポルシェセンターが八王子にないので

オイルはモービルを数種在庫しています、日ごろのメンテナンスは

ぜひ原自動車にお任せください。

 

ABSコントロールユニットの故障はもはや輸入車の定番故障になってますね。 

今回修理したユニットは ATE MK20 です。

 

ABSコントロールユニットを外す際に厄介なのはブレーキのパイピングを

外さないと脱着が出来ない車体と、そうではない車体ではずいぶんと工程が違ってきます。

 

1997年のXKRは、前者。つまり、ブレーキのパイピング外してABSユニットごと外して

それからコントロールユニットだけ分離する必要がありました。

 

近年の自動車は、電磁式のサイドブレーキをはじめ、自動ブレーキ制御の関係で

診断機がないとブレーキフルード、ブレーキパッドの交換もできないので、

ABSユニットの脱着そのものは大したことないのですが、長年整備業をしていても

滅多に外す事がない部分なのでエア抜きがとても心配でしたが、案ずるより横山やすし、

いえ、案ずるより産むが易し。普通のエア抜き方法で問題ありませんでした。

 

警告灯が点いていると車検にも影響がありますので、ぜひご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

ホンダ N-BOX 累計販売台数が2020年6月で180万台だそうです。

 

石を投げれば N-BOXに、いや、Nシリーズに当たるほど見ない日はありません。

 

そんなN-BOXも1度のフルモデルチェンジで現行モデルとなっているのはご承知の通りですが、

昨今の軽自動車は激しい燃費競争を繰り広げていまして、様々な技術や新しい素材が使われています。

 

その影響で悲鳴を上げているのはエンジンオイルです。

オイルはエンジン内部の潤滑という役目を主に担っています。

 

エンジンは機械ですから、潤滑油がないと摩擦で温度が上がり、焼き付きを起こしちゃいます。

実はこの構造は数十年も前から変わっていません。いくら最新のエンジンでも50年前のエンジンでも

オイルの役割は同じと言う事になります。

 

しかも、最近は【アイドリングストップ】や、【低い粘度】【ターボチャージャー】【低テンションピストンリング】など

の搭載により、50年前よりもオイルに課せられた役目はもっと過酷になってきました。

軽自動車のエンジンオイルは約3リットル入りますが、多くの負担で劣化も早く

メーカー推奨の交換サイクルだと正直間に合いません。

 

ただでさえ、過酷な状況なのに、交換時期を大きく超過するとこちらの車の様に

取り返しのつかない状況になってしまいます。

 

今回紹介するこちらの車両は、 平成29年モデル(現行) N-BOX 

通常、原自動車(株)では、5,000km毎でのオイル交換を推奨していますが、 

11,000km エンジンオイル交換

↓2万キロ

31,000km エンジンオイル交換

↓1.5万キロ

45,000km エンジンチェックランプ点灯

緊急入庫し点検、VTEC油圧切り替え機構のトラブル
つまり、オイルが詰まっているようです。

エンジンオイルの量も、ほとんど入っていません。

 

早速、エンジンヘッドカバーを開けてみると・・・・・

 

 

 

 

 

 

なにせまだ最初の車検も迎えてないわけですから、今回は出来る限りのクリーニングで終らせましたが

こうなってしまうと、分解しないと除去できないスラッジが至る所に詰まっていて本来であれば

エンジン本体の交換かオーバーホールが必要になります。

 

当然、新車の時のような 燃費、フィーリングは戻ってきませんし、オイル消費も激しく、

常にオイル量を確認する必要があります。

 

新車買ったら、、、、とにかく

 

まめなオイル交換をお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かとお騒がせの、BMW6シリーズ。

 

今回は、「ドアが開かない」というトラブルで緊急入庫しました。

 

検索していただくと分かると思いますが、

このトラブルの多くは「内側からは開くけど、外側から開かない」というものがたくさんヒットします。

 

しかし、今回は、「内側からも、外側からも開かない!!!」

 

ドアハンドルをガチャガチャ引っ張っても感触がなく、室内のドアオープナーも空回り。

自動車のドアが開かないって一体これどうすんの・・・・・・

 

ドアロックアクチュエーターのユニットがトラブルを起こしているのは分かりますが

当然ドアが開かなきゃ交換すらできません。

 

ドアを開けずにドアロックにアクセスするには、

① 内張を壊して外ずす。 = 内張交換

② 外板に穴をあける。 = ドア交換

 

本来の構造であればどちらかしかありませんね。

が、しかし、

今回とてもラッキーだったのは、この6シリーズのドアトリムは国産車の様に

窓部分に引っかかってないのでドアを閉めた状態でも壊さずに少し内張が浮きました。

 

そして、中の構造を見るために、助手席の内張を外し、どこがどのように壊れた(ワイヤーが切れた?)

のか確認し、どの部分をいじれば解除できるのか観察しました。

 

写真はいきなりドアが開いちゃってますが、

まずは助手席から乗り込み、運転席ドア内張のビスを外せるところをすべて外す。

上側を引っ張り10センチほどの隙間から腕を突っ込み、手探りで(助手席を参考に)

ドアハンドルが繋がっているであろうレバーを動かしたいのですがこれがまた

腕が手が、動いてくれません。工具を駆使し・・・

 

格闘する事数十分、それはやっと開いたのです。

※無我夢中で写真がない。涙

 

「ガチャ」 と開いた瞬間、

何とも言えない喜び、と快感が一気に押し寄せ、

瞬間的に

 

「鍵屋になってもっともっとこの感動を味わいたい!!転職しよう!」

 

そう思うほどの達成感でした。

 

開いてしまえばこっちの物。 楽勝です。

 

 

以上、BMW 630i(E63/64)のドアが開かないけど何とか開けて修理したよ!

 

でした! ご参考まで。

 

 

 

 

 

 

 

これ、どなたのお車か忘れちゃったんですけど、自動車の車内にあるエアコンのフィルターです。

下が新品。

 

いつから交換してないのか分かりませんが、みなさん車乗ったらほぼ必ずエアコン入れますよね?

 

顔に当たってるその風、このフィルターを通過してます・・・・ これ見ちゃって耐えられます?

 

 

純正品で2,000円くらいで、PM2.5除去などの高性能の物で3500円くらい。

 

肺に良からぬ菌を吸ってしまっては大変ですし、アレルギーの原因にもなりま兼ねません。

 

原自動車では、点検の際は必ずメカニックがチェックしていますので交換おすすめしますと言って来たら

迷わずに替えましょう。 よろしくお願いいたします。

 

 

 

BMW MINI (R50/56)の定番のオイル漏れ修理です。

 

ブレーキパッドの残量警告が点灯し、入庫頂いた時に漏れに気が付きまして

交換となりました。

 

オイルフィルターブラケットの付け根

エアポンプの取り付け面

クランクフロントシール

 

の3点。

 

 

 

 

 

 

 

 

この3点交換するのにですね、大変なんですよ。

エアーポンプは簡単なんですけど、オイルフィルターブラケットを外すために

 

説明しなくても(面倒なわけではないんですが!) 写真が語ってくてます!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お判りいただけましたでしょうか(笑)

 

狭いエンジンルームに詰め込んだユニットなので何をするにも比較的大変な作業に

なるのがBMW MINI の特徴です。

 

LLCも抜いて、エアコンのガスも抜いて、たった数千円のパッキン交換に数万の出費ですが

 

ここいらへんをしっかり整備してあれば長く乗れますので安心ですね!

 

 お客様からのご依頼で、BMW MINI R50系の作業実績も増えてまいりました。

OEMパーツなども取り扱ってますので八王子で修理にお困りの際はぜひ

 

 

原自動車(株) をご利用下さい。

 

 



2nd レンジローバー 4.0SE1997年式

車検 2020年12月
走行
 92,350km
備考複オーナー/ディーラー車/右ハンドル/4AT/定員5名

長さ 471cm幅 189cm高さ 181cm排気量 3.94L重量 2070kg



1995年から2002年まで販売された2代目レンジローバー。愛好家の間では、「セカンドレンジ」、あるいは開発コードをとって「P38a」、型式より「LPレンジ」と呼ばれる。車両は1997年式の前期モデル。
2003年6月に走行157kmの新古車で購入され、17年間ご家族のセカンドカーとして大事に乗ってこられました。5年ほど前から近所の弊社に入庫。3年前にガラスコーティングしてからは屋根のある高架下パーキングに移動。下記は現在保管されている記録簿を大まかに記載していますので、ご検討時の参考になればと思います。

 

 

主な整備履歴※オイル交換などは省略しています。

1冊目

◇1998年5月 88km
・1年点検

 

◇1998年12月 4793km
・1年点検
・リコール作業

 

◇2000年12月 6391km
・車検

 

◇2001年04月 14354km
・リコール作業

 

◇2001年11月 16673km
・1年点検

 

◇2002年12月 20444km
・車検

 

◇2003年11月 23460km
・1年点検

 

◇2004年11月 27794km
・車検

 

◇2006年1月 33118km
・1年点検
・エアサスポンプマウント交換

 

2冊目

◇2006年11月 37077km
・車検整備
・フロント/リヤ エアサス交換

 

◇2007年07月 41456km
・ガラスコーティング(ディーラー)

 

◇2007年12月 43409km
・1年点検

 

◇2008年12月 47846km
・車検整備
・F左右シャフトシール/ボールジョイント交換

 

◇2009年11月 51739km
・1年点検
・アキュムレーター性能点検実施
・ヒューズボックス交換
 
 
◇2010年11月 56550km
・車検整備
・EXサイレンサー交換(損傷のため)
・フロントクランクシャフトシール交換
・デフオイル/トランスファーオイル交換
 
 
◇2011年12月 60041km
・1年点検
 ・エアコンブレンドモーター左 交換
 
 
◇2012年11月 61893km
・車検整備
・アキュムレーター交換
・EASフィルター/ドライヤー交換
 
 
◇2013年12月 67086km
・エアコンブレンドモーターASSY交換
・ヒーターコア温度センサー交換
 
 
◇2014年4月 68617km
・デュラグロスガラスコーティング
・フロントグリル塗装
 
 
◇2014年12月 71626km
・車検整備
・ドラッグリングブーツ交換
 
 
◇2015年3月 72174km
・オルタネータ DENSO 120Ah 交換
 
 
◇2015年9月 75200km
・Bピラートリム 左右交換
 
 
◇2016年1月 76985km
・1年点検
・Rゲートダンパー交換
 
 
◇2016年12月 79838km
・車検整備
 
 
◇2017年1月 80247km
・フロントエアサスペンション交換
 
 
◇2017年10月 83097km
・タペットカバーパッキン交換
 
 
◇2018年12月 87101km
・車検整備
 
 
◇2019年3月 88525km
・Aピラートリム交換
・フロントトレッドプレート交換
 
 

その他
純正オーディオAM/FM(カセットは動作未確認)+パワーアンテナの作動OKです。
パワーウインドウ・サンルーフ・電動ミラー作動OKです。
エアコンすべての切り替え、温度調整など問題ありません。しいて言えばAUTOモードがしっかり作動しているかどうか気温の関係でチェックしておりません。LOWでは寒いほど効いています。下廻りは、スキーに行っていたこともあり、錆がありますが車検毎に防錆シャシーブラックの吹き付けを行っています。それと皆さんが一番気にするエアサスに関して、長期停止状態でもほとんど車高は下がりません。(エア漏れがあると一晩でシャコタンになります)車高の切り替えも素早く切り替わります。エンジンのアイドリングは綺麗に安定していて、4000rpmまでのレーシングでもスムーズに吹けます。もちろん異音もありません。ABSのアキュムレーターも4回踏んで作動を確認し正常です。トランスミッションはP→D→R→D→Pなどポジション変更もショックなし、走行した時の変速シフトショックもきれいに変わります。

お伝えしたい事は以上となりますが、ご来店いただければ試乗も出来ますし、記録関係もすべてお見せしますので是非セカンドレンジを検討している方は履歴がはっきりしたレンジローバーをご検討ください。

Goo-net掲載ページ https://www.goo-net.com/php/search/spread.php?goo_car_id=700055143130200307002&area_cd=13

 

 

 

6シリーズのイグニッションコイル交換。

エンジンチェックランプ点灯からの「ボッボッボッボッボッ」という綺麗なアイドリングではなくなり

振動も大きくなります、俗にいう、「こりゃ1発死んでやがるな」ってやつです。

 

このエンジンは6発なのですが今回は、1番のコイルが亡くなってました。

 

診断機でミスファイアのエラーがどこのシリンダーか見ておいて

1番と4番(どこでもよい)を入れ替えて、ミスファイアが4番に移動したらコイル確定。

 

ついでにプラグ交換もしました。 

 

社外品のOEMコイルですとコストも抑えられますのでお勧めです。