メンテナンス日記

多くの整備入庫の中から一部ご紹介しています。

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EF系エンジン、ムーブやタント多くのモデルに搭載されているNAエンジン。

良くあるトラブルの様で、ダイハツさん、こんなところにLLC通すなよって話です。

パッキンの素材が悪いのか分かりませんが、

対策のパッキンをダイハツが用意しているみたいですが、、、それって。。。

 

作業そのものはインマニ外しなのですが、スロットルボディーなんかも

外しますのでちょこっと手間がかかります。LLCが減る車は中古車なんかも

要チェックですね。

 

 

2009モデルのAUDI A4アバントのリヤウォッシャーが出なかったので分解してみました。

取り付け部の真ん中からウォッシャー液が噴出する仕組み。

錆でパッキンが劣化して、ダダ漏れしてましたので

適当に合いそうなOリングを取り付けて完了。

アッセンブリ交換の前に一度開けてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一般的に、ボディーの凹みは『板金修理して塗装』するのが一般的ですが、

エクボのような小さな凹みや、大きな凹み(浅い)はデントリペアという方法で

修理することが可能です。

 

映りこんだ蛍光灯が歪んでいる部分がエクボです。

 

 

 

たかがこんな小さな凹みを直すためにドアを一枚ペイントするとなると高額になりかねません。

この車両はアウディーA4アバントなんですが、平均6~7万はかかるんではないでしょうか?

しかも、板金修理の履歴も残りますから、乗り換えの際にマイナスにもなってしまいますね。

 

その点、デントリペアは、ペイントしませんので履歴も残らないため査定には一切影響しません。

加えて、費用は1万~ とかなりリーズナブル。

注意が必要なのは、

 

傷は直りません、凹みのみです。

デントリペアの工具が入る箇所のみ可能。

鉄板部位のみ。

100%の修復ではなく、目立たなくなる程度の80%~90%程度

という事ですので、

 

板金塗装は極力避けたい。 

安価に済ませたい。

方は一度ご相談ください。

 

 

 

ものの30分で完了。 

下が完成写真ですがどこにあったかもわからなくなってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2008モデルのBMW 116i(E87) です。 

車検完了後、立ち寄ったところでエンジンが掛らず。 

 

BMWのスターター交換頻度が多い気がしますが気のせいでしょうか?

このエンジンの場合、インテークマニホールド、スロットルボディの脱着があるため、

プチ大変な感じです。

 

純正スターターモーターは、9万くらいと結構高額でしたので、今回は

BOSCH製の正規リビルド新品使いまして、半額以下に抑えました。純正ではなくても十分です。

 

もっと安い無名なリビルト品は品質にばらつきもあり、却ってお客様に迷惑をかけてしまう

可能性があるため、部品の選定(ご提案)は慎重に行う必要があります。

過剰に整備費用をかけて負担になって頂きたくないですし、

かと言って修理後にまた再発するような安易な整備もしたくありませんので

原自動車ではしっかり説明した上で納得いただかないと整備開始しません。

少々まどろっこしいかもしれませんが、それも数か月後にはお互いに笑顔に

なりたい一心ですのでぜひご理解いただけると助かりますm(__)m💦

 

 

 

 

 

 

MY2008 BMW630i(E63) 車検でご入庫。

リヤのコントロールアームのジョイントブーツが4か所破れていたので問い合わせたら・・・・

 

通常一般的には、ゴムのダストブーツ(約600円とか)だけ交換できますが、

こちらのBMW、なんとアーム丸ごと交換だそうで、1本3万が4本、で12万。 

 

12万あったら、とりあえずちょっとリッチな旅行できますね。

プレステ5も欲しいし、Thinkpad X1も欲しいし、Gshockも欲しい。

車検のために12万。もちろん車検費用別に掛かりますからね。

自分だったら大の字で駄々こねるレベルです。

 

ブーツ単体での販売もないので持ち前の検索スキルをフルに使って

なんとか合うブーツを確保。 4か所交換で3万以内で収まりました。

 

良かった良かった。 

 

6シリーズに限らず、もしほかのモデルでお困りの方がいらっしゃったらぜひお越しください。

 

 

 

 

 

...

 

ボルボV60

 

トランスミッションセイノウテイカ表示されたとの事で、レッカーで運ばれてきました。

以前にも同様のトラブルが発生し、その時は問題なく走れたが今回は

ガタガタと変な挙動、アクセル反応なし。

 

 

 

 

①ABS警告灯、DSTCエラー、ブレーキ警告灯、自動ブレーキ警告が点灯

この状態(冷感時)で前後すると一定の割合でDSTCエラーからABS/DSTCエラーが表示

②させるのと当時に動かなくなる。シフトチェンジを試みても変化なし、エンジンオフで①に復帰し動かせる。

診断機のフォルトコードに4輪ホイールセンサーの右前が故障していると出ていたため、①の状態で

センサーの値を監視したところ右前はゼロのまま。 

ホイールセンサーは、ブレーキ、トラクションコントロールなどに大きく影響するためもしかしたら

トランスミッションの不具合に多少関連しているかもしれない。

センサーの不具合で動かなくなったという記述もあったためまずは

この可能性を除外するためにこのセンサーを交換する。

 

こちらの方のサイトを参考にさせて頂き勉強しました。

https://minkara.carview.co.jp/userid/165089/car/1706827/4391474/note.aspx

 

ゲトラグDCTの多くに発生するというトランスミッションのトラブル。

《トランスミッションセイノウテイカ》という表示と共に、

エンジン空ぶかし状態で前にも後ろにも進まなくなる故障(②もこれと似た症状)

DCTオイルを交換して改善する場合があるらしいので試したいが本来の原因を

追究された方が対策したブリーザーホース追加の方法がある。

このエラーが表示される原因として、トランスミッションオイルの温度が上がり

オイル量が増える事によってトランスミッション内の内圧が上がり、オイルがオイルシールなどの

隙間から漏れる、今度は、オイルが冷えると量が減るため、シール部分などから

トランスミッション内部にエアーを吸い込むため、油路のエア噛みが発生するという事らしい。

対策として、トランスミッション内の上がった内圧を逃がす対処と、

増えるオイルの逃げ場を確保する事によってトランスミッション内の気圧変化を一定にするための

ホースとブリーザーと追加すれば改善される。

もう一つは、診断機によるDCTのゼロ点リセットを行う事で改善される可能性も残されているが

十分に調べたうえで作業した。

 

 

結果、スピードセンサーの交換で完了。 

 

4輪共にホイール(タイヤ)が正常に回転しているかどうかをこのセンサーで拾って

メインコンピューターに送信して各制御に命令しているわけで、これが狂えば

トラクションコントロールやアンチロックブレーキ、トランスミッションなどなど

異常をきたすわけです。

 

併せて予防整備として

DCTオイル漏れは見受けられないため、追加のブリーダーは取り付けず、

純正DCTオイルを用意し交換。 信号スタートなどの初期シフトショックも改善されて

まだまだ長く乗って頂けそうです。良かった。

 

 

 

おそらく、当社の日記で登場回数ダントツ1位のBMW MINI。 

 

あ、R系ですね。

 

相変わらず毎回毎回とんでもない事が起きるため、写真の手もブレブレです、ご了承ください(笑)

 

今回の仰天ニュースは、ご覧いただいている通り、

 

「おいおいアッパーマウントぶっちれてるじゃん」 です。

 

ハンドル切ってギシギシギコギコ音がしたら間違いなくこれです。

 

ついでにリフレッシュして新車時のフィーリングをとし戻しましょうかね。

 

 

 

 

 

早速、Dr.BAZOOKA!洗浄のお問い合わせいただいたお客様の

メルセデスベンツ GLC の施工依頼を頂きましたのでご紹介します。

 

中古車で購入後、禁煙車ですが、前オーナー様の匂いが気になるという事でした。

メインのエバポレーター洗浄に加えて、

こちらのGLCはレザーシートのため、ファブリック部分を重点的に消臭を行います。

今回、エアコンフィルターはお客様が交換されキレイでしたのでそのまま。

Dr.BAZOOKA洗浄の施工は基本的に【エアコンフィルターは必ず交換】して頂きます。

持ってきていただいてもOKですし、こちらで手配しても構いません。

せっかく徹底的に洗うわけですからね。

お風呂入った後に汚い服は着ませんよね?

 

詳細は前回の記事を参考にどうぞ♪

 https://www.hara-auto.com/diary-detail/137

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2003モデルのZ4(E85)です。 

販売後、イグニッションコイル交換、ブレーキプレッシャースイッチ交換、そして今回は

インビヒタスイッチ。メーカーによっては呼び方が色々で、ATポジションスイッチと呼ぶ場合も有ります。

 

要は、シフトレバーをガチャガチャ動かしてどの位置にあるかをこの基盤で判断し、

コンピューターに伝達しています。

 

エンジン始動は通常、パーキングか、ニュートラルの位置で始動可能ですが、

パーキングの位置でエンジンが掛らず、ニュートラルにすると掛かる場合は

ほぼほぼここが壊れています。

 

 

新品だと、4万くらいする部品です。

 

 

なので、多少リスクありますが開けてみます。

 

 

ほほう。単純。

 

 

 

この端子と、本体の接触面がプラスティックが削れて付着し、接触を妨げていたようです。

 

掃除して組付けて終わり。

 

非分解部分の修理なので今回は、お客様には「これで直らなかったら交換」になると

伝えてやっています。 直ったらラッキー程度に思っててください。

 

 気温も上がってきました。

エアコンのスイッチを入れる季節になると気になるカビ臭い匂い。

他には、

車を中古などで購入された時に気になる『前のオーナーさんの生活臭』などでしょうか。

こういったお客様には、市販のエアコン消臭剤を使う提案をしていますが、

ほぼほぼ一時だけのその場しのぎです。 理由は、匂いの元となるエアコン構造上の問題があります。

 

自動車のエアコン(空調)は、

室内の空気を吸って、冷媒で冷やし(エバポレーターと言います)、冷えた風を扇風機(ブロアファン)で

ドライバーや、他の搭乗者に送るわけです。

 

匂いは、

①シートや、カーペット、内装品など表面上に付着しているもの

 

 

前述した、 

②エアコンのシステム(エバポレーター、ブロアファン)に付着しているもの

 

の大きく2つがあります。

 

シートや、カーペットは、まあ、洗ったり、拭いたりすることもできますが、

エアコンのシステム内の洗浄はバラバラに分解しないと拭いたり洗ったりすることが出来ません。

 

つまり、カーペットやシートを拭いたり、市販のエアコン消臭剤を使っても

表面の匂いの除去しか出来ないため、エアコンのスイッチをONにした途端に

システム内に付着した匂いが再度室内にばらまかれてしまうため

結果として、簡易的な匂い除去では一定期間しか効果が持続しません。

はい、分かっているんです。エアコンの内部を洗浄しない限り、

匂いは消えないという事を。でも分解しかない。。。

 

とここまでが、自動車業界数十年と変わらないエアコンの匂い事情。

まずは何十年経っても変わらないという事を覚えておいてください。

 

で、本題なのですが、

先日ショールームでボーっとしていると、つなぎを着た業者の方が

恐る恐る入ってきたので話を伺うと、営業に来たという事ですぐ断ろうと思ったんですが

押し売りでもないし、ただただあまり営業に慣れていない様子。

 

内容はエアコンの洗浄という事だったので頂いたプレゼン資料をみると

ここ数十年であまり見た事がないもので、

『エバポレーターを直接洗浄する画期的な消臭施工』とある。

 

『ほほう』

 

どうせまた一時的な洗浄剤の事だろうなとは思いましたが、それともまた全然違うようで、

 とにかく聞いていただきたいと。

 

しかし、私は効果が目に見えるものしか信用しない旧型の人間です。

さらに、お客様からお金を頂く以上、なんちゃってな詐欺まがいの事も出来ませんので

納車待ちで待機していたこちら、中古車のダイハツ ウェイク に施工してもらい、納得出来たら

当社で扱いますという事でデモ施工をお願いしました。

中古車としては綺麗な方で禁煙車ですが、当然ながら新車のような無臭ではありません。

何かしらの匂いは付いているわけです。 

 

ちょうど、このウェイクは商談時に室内全体に強めの芳香剤の匂い残りもありましたので

新オーナー様的には中古車だし仕方ないですよねと、このままでも問題なかったのですが、

サプライズで納車前にキレイにクリーンな状態にして驚いてもらえるか試せるし、

しかも新オーナー様は女性ですしここはグッドタイミングです。

 

では、施工の手順を監視(悪気はありません、慎重なだけ!)しながら

お手並み拝見といたしましょうか!

 

 

エバポレーターにどうやってアクセスするのか?

エアコンフィルター、ブロアファンモーターを外すとその隙間からエバポレーターが

チラッと見えますが、手が入らないような隙間からどうやって????

 

 

どうやら、写真はNGという特許の専用カメラ付き洗浄機を挿入し、ipadでリアルタイムで画像確認してエバポレーターまで

アクセスしているようです。うまく撮れていませんが、エバポレーターが真っ黒なのが確認出来ました。

 

 

 

 

画像を見ながら先端から出る洗浄液(高圧洗浄)にて洗剤を吹き付けて汚れをどんどん流していきます。

室内が水浸しにならないか心配だったので確認しましたが、しっかり養生され、洗浄水は、車外に繋がっている

エアコンのドレンから排出されるため、全く心配なし。

 

下記は、1回目の洗浄で排出された汚水。これがにおいの原因になるカビなどです。

どうやらこの水がきれいになるまで工程を繰り返すようで、約3回くらいでOKとの事。

 

 

 

結構汚れていて正直、驚きました。

 

市販の簡易洗浄で

 

ここまで落とすのは無理です。

 

なるほど~と感心。

 

綺麗な、アルミ色のエバポレーターになりました。

 

 

 

外したブロアファンも埃、匂いが付いていますので外したついでに洗ってくれるそうです。

因みに、エアコンフィルターも新品交換が必須。

 

 

   結構汚い。。。

 

 

次に、エアコンシステム、ダクト内の消臭施工を開始。

こちらも専用の消臭溶液を、ミスト化し、循環させるそうです。

ダクトはさすがに洗えないと思って気になっていましたが、なるほど。

うーん、徹底してる。

 

 

 

これで終了と思ったら、

シートの奥底に眠る匂いの元を招集するため、しっかり奥まで消臭。

(これもしかして全部のシート表面全部やるのかな・・・・)

 

 

 

ここまで、結構時間かけてます。

『デモだからいつもより丁寧にやってませんか?』と失礼ながら聞いてみましたが、

『いえ、これが通常の作業です』 との事。

だって、デモと、お客様の車を実際に施工するのと違いがあったらおかしいですから!

ここまでやるそうです。

 

やっとシートが終わったのでこれで完了かと思いました。

そしたら。。。

 

 

 

 

室内全部

 

やるんですね・・・・・

 

そしたら今度は、別の溶剤を噴霧。

 

今度は仕上げの防カビコーティングだそうです。

 

これも室内全体に吹き付けます。

 

 

 

 

しっかり乾燥させて、、入念なチェック。

 

施行直後は、溶剤の匂いが強いので前から残っていた芳香剤、使用臭はまったくない。

 

数日経ってまた匂いが復活しないか そこがポイントです。

 

 

 

 

完成!

 

この数日後、新オーナー様へ納車です

 

数日間、ドアを締め切り、匂いが籠っていないか、復活していないか、確認しましたが

溶剤の匂いも少しづつ落ち着き、納車前にはほぼ『無臭』の状態に。

 

 

いよいよ迎えた納車の時に

 

『前に来てもらった時と匂いどうですか~?』

この施工の事は黙ってさりげなく聞いてみる。

 

『前の匂い・・・あれ?しない!えっ!?』

 

匂いに敏感な自分も、匂いが消えたことは分かっていましたが、

私の嗅覚が慣れてしまったかもしれないので、他のスタッフにも確認し、

やはり匂いが消えている事を確認してあったのでこのリアクション、

実際に匂いが消えた事を実体験し、これは新しいオプションとしてぜひ使いたいと

無事『Dr.BAZOOKA洗浄』採用となりました。 

 

正式契約し、公式HPにも当社の名前が載っております。

 

匂いを100%消すことは難しくても、人間が感じる匂いの大半はこの施工で十分な

効果があると確認出来ました。 

 

中古など購入されてどうしても気になるお客様はぜひこの施工を試してください。

しかも2年も保証付いてます、最初はそんなに保証して大丈夫?心配しましたが、これも施工に対する

裏付けあっての事だそうで、一度施工して(エアコンフィルターは定期交換が必要)持続的に

快適な室内空間が保てそうです。

 

長年、車の仕事して色んな車に乗せて頂いてますが、ほんと1台1台匂いが様々です。

不快でなければそのままでも良いと思いますが、匂いがなくともカビ菌は体に良くないですしお子様

がいらっしゃるママさんも車購入の最初にやっておくと安心ではないかと。

 

当社にて『Dr.BAZOOKA洗浄』採用後、早速多くの問い合わせ、施工が入りました。

匂い気にしている人がこんなにいたとは正直びっくり。

 

ぜひお勧めしますので詳細は原自動車株式会社までご相談下さい。

 

 https://cleandevice.ne.jp/

 

 

 

 

 

発売当初、納期2年や3年と言われていた

在庫ジムニーシエラ(JB74)が入庫したのでgoo-netへ定価で掲載←ここ大事

販売開始したところ、ほぼ1日で売れました。 当たり前か。

 

そもそも当社は転売が嫌いですし、スズキの看板を掲げている以上、定価販売は当然です。

その代わりお値引はしませんでした。

 

ご依頼のナビ取付、バックカメラなど取り付けて納車します。

 

今回、お客様から備品の指定を細かく頂いたので非常に助かりました。

こちらのお客様からは色々と情報頂きまして、逆に勉強させて頂きました、

ありがとうございました。

 

 

 

 

ナビのマイクは、ルームランプの部分に設置。すっきりです。

 

 

リヤバンパーはナンバー残して外せるようになっていましたが、設計がきついので、

傷つけたくない場合は、ナンバーの角に相当な養生してやった方がよさそうでした。

 

新車なら尚更です。

 

 

バックカメラの敗戦処理は、下記のコネクターBOXに入れ込みます。

 

 

 

 

.

 

 

 

おいおいガムテープかよ!とお思いの皆さん、

養生テープです。扱いやすく糊も適度、万が一でも強いので最高です。

 

見栄えより、「傷から守る。傷をつけないようにする。」

 

 

 

 

完成!

 

 

 

 

2006年モデル、約8万キロのゴルフⅤです。

12カ月点検時に発覚したDSGオイルパンからのオイル漏れ、

ドライブシャフトブーツ割れ、LLCホースからの水漏れで再度ご入庫頂きました。

交換する部品は、社外OEM品、いわゆるジェネリックパーツでコストダウン。

 

ウォーターホース、ドライブシャフトブーツ、

オイルパンパッキン、ストレーナー

ホース以外はOEMを使いました。

原自動車では、各メーカー部品卸と提携しています。

純正部品での交換をお勧めするところとOEM部品でもOKの所、

リビルド品、中古と、交換する時だけ安ければよいという考えではなく、

交換した後のライフ(品質維持、性能維持)を考えてお勧めしています。

(何度も書いていますが、無名の安いOEM品は絶対使いませんし、 持ち込部品交換のご依頼でもお断りしています。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備忘録です。

車両は、2021/3月生産のZC52S スイフト RS ハイブリッド

オーディオレスで、全方位カメラ付き。

純正のGPSアンテナ、地デジアンテナ、USBソケットを使って

社外ナビをスマートに取り付ける場合に必要な変換ケーブル等を記録。

今回、ナビはパイオニアのAVIC-RL711です。

この機種は電源ケーブル類が付いてないのでダイレクト接続 ケーブルを使います。

 

電源ケーブル パイオニア ダイレクト接続ケーブル (ステアリングスイッチ配線付き) KJ-S102DK 6,600円  

地デジアンテナ  車両側 VR1 → ナビ側 HF201S02 

           変換ケーブル (3本使うので2セット) STREET AH-68 3,841円×2

GPSアンテナ 車両側 GT5 → ナビ側 GT16 

           変換ケーブル STREET AH-72 2,118円

USB接続 スズキ純正 USB接続ケーブル 99000-79BE9(パイオニアナビ用) 3,300円

        ※車両の付属USBソケット裏からRL711のUSB(TypeA)に直接接続する場合。

        ※車両付属の異形USBを使う場合は別のケーブルが必要

全方位カメラ データシステム RCA109K カメラ接続アダプター 10,780円

純正オーディオ交換ガーニッシュ 8インチナビ用 73821-52R30-CQ1 5,830円

 

全部で 36,310円(税込み) ※一部当時のネット価格で計算

この組み合わせで、全方位モニターが使えて、GPSアンテナ、地デジ、USBソケットが使えるようになります。

高価ですが、アンテナ貼ったりしなくて良いのでとてもすっきり綺麗です。

 

 

 

 

 ↑注意)写真のコネクターは、スズキのディーラーナビのUSBにダイレクトで接続するための形状となっているため

社外ナビを使う場合このケーブルは使わずに、99000-79BE9を使う。

 

 

 

 

 

初期のアルトワークスは衰えを知らず、まだまだ多くのファンがいらっしゃいますね。

入庫したワークスも当社のお客様オーナーでこれは2台目なのですが

1台目はあちこち直しながら 大事にしていたものの、ATミッショントラブルなどで部品も手に入らず廃車。

今度はオークションで探してきました。 この個体もちょこちょこ直して来ましたがエンジンを載せ替える事に。

今回載せるエンジンはリビルドのF6Aです。

実はこの記事10月に書いてますが、載せ替えは今年初めの1月。

この後、雨漏れ、ガソリンタンクに水混入、ISCバルブ交換、 などなど、

月に1度は何らかのご入庫を頂く事に。

 

ですが、車はどんどん若返り、元気になっています。

 

古いものを大事にするのはとても良いことですが、当然、維持するにも

人の手が必要になり、費用もかかります。でもその分愛着も沸きますね!

 

原自動車はそんな古き良きえを大事にするお客様のお手伝いしますので

悩む前にいらっしゃってください。相談はタダですから^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランスミッションEGSカプラーからのオイル漏れ。

こちらもメルセデスベンツでは定番という事で交換します。

ついでに、エンジンマウント、ミッションマウントも交換依頼を

頂きましたので交換します。

 

今回は、SLK(R170)ですが、同じ系統のトランスミッションを搭載している

Cクラスなども同様のようですね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020モデルの新車フリードのデモカーから参考までに備忘録として。

 

ナビやバックカメラなど装備が当たり前になってきてますので

当社で販売する新車のほとんどがメーカー問わず社外ナビユニットを選択する

お客様がほとんどです。

 

社外ナビを取り付けるとなると

 

GPSアンテナ

地デジアンテナ×4

バックカメラ

 

などの取り付けが発生しますので、作業も大変です。

加えてETC2.0や、ドラレコもありますので、さらに大変なのです。

 

ホンダ車の場合、N-BOXなどのNシリーズをはじめ、フリード、FIT、

ステップワゴンやオデッセイなどなどには

「ナビ装着車スペシャルパッケージ」なるオプション設定があり、

基本標準装備になっています。(モデルによって)

 

最初からGPSアンテナ、地デジアンテナ、ETC車載器、バックカメラ が装備されているため、

オーディオ取り付け部分にそれぞれのカプラーが集まっています。

ディーラーナビ(DOPナビ)だと、カプラーオンで装着が可能な仕様、つまり、

作業工程を簡素化するためなんでしょうね。

ですのでギャザズ(純正DOP)ですとそのままカプラーオンですが社外ナビの場合は

そのまま取り付け出来ないんですが、

かといって改めてGPSやアンテナを取りつけるのも面倒ですので、、、、、、

最初から付いているアンテナやカメラを変換ケーブルを使って社外ナビに取り付けます。

その方がキレイでスマートですしね!

 

変換ケーブルは様々なメーカーから販売されていますので

細かく記載しませんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨今の自動車は診断機で操作することも多く、

5年前に導入した診断機に限界を感じていました。

現在、エンジンチェックランプ、ABS、エアバッグなど警告灯が点灯している車両は

保安基準不適合となり、通らなくなりました。

さらには自動ブレーキの普及で、エイミング調整が必要になったり、

2024年からは車検に「OBD検査」が追加されます。(2021年以降の製造車両)

 

車載式故障診断装置のイメージ

 

 

原自動車(株)では、車検や一般の故障修理など年間に約2000台の入庫があり、

国産から輸入車、古い車両から最新の車両まで

メカニックはそれぞれのメーカーに準ずる点検や修理を行いますので、非常に高いスキルを

求められます。しかし、1つ1つのメーカーに研修受けに行くわけにもいきませんから、

サポートしてくれる「診断機」がとても重要になるわけです。

 

そこで、ついに最新の診断機を導入!

 

X-431 PAD V 

 

 

すべて使いこなすには研修受けたりとこれからも勉強が必要になりますが、

当社ではすでに旧型のX-431を使っていたので割と早く使いこなせるのではないかと思います。

 

また、輸入車などの整備もサポートセンターと提携しているため、さらに強力なサポート体制を

作ることができました。

なかなか難しい輸入車の点検修理が得意な工場が八王子には少ないため、1台でも多くの

お困りのお客様をサポート出来ればと思います。ぜひご相談くださいね!

 

修理・故障 相談は

原自動車(株) 042-644-7744

東京都八王子市長沼町1305-11 

 

 

 

 

VW ゴルフ(1K型)スロットルボディーのトラブル

では、スロットルボディーの基盤内に混入したオイルを掃除して一旦納車

しましたが、やはり改善には至らず、スロットルボディー交換になりました。

(前回頂いた脱着清掃の代金は差し引かせて頂いております)

 

しかし、今回のトラブルで気になる事案が発生しました。

 

スロットルボディーを外すと、インテークマニホールド内に紙コップ1/3の量にもなる

オイルが溜まっていたのです。

 

インテークマニホールドはスロットル(アクセルを踏むと)と大気を吸い込み

エアクリーナ通過して綺麗な空気としてエンジンに吸入する部分です。

ターボの場合は若干通り道が違いますが、インテークマニホールドは空気の通り道

なので基本的にはオイルが入る事はありません。ただ、ゼロではない。

構造上、エンジン本体内で発生した内部の圧力を大気開放せずにもう一度

燃やす(インテークマニホールドに戻す)構造になって循環させています。

これをブローバイガスと言います。

ブローバイガスにはエンジン内で気化したオイルが混ざるため、

スロットルボディーやインテークマニホールドなどに多少は、本当に微小

付着する程度のオイルが見られる場合がありますが、うっすら程度なので

ほとんど問題ありません。

 

しかし、これだけのオイル混入となると、エンジン内のオイルをブローバイホースが

ストローの様に吸い上げているような感じですよね。

ブローバイホースに取り付けられたワンウェイバルブも大丈夫ですし、

一体なぜこんなにオイルが混入しているのか不思議でなりません。。。。

 

これを止めない限りまたスロットルボディーが割れちゃいますからね><

次回、点検でご入庫いただいた時にチェックしてみようと思います。